Mariquitaの日記

異色の・・・ 2018/03/18 23:45

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日常


皆さん、いろいろとカミングアウトしているので、私も便乗してみようと思います。

実は私、獣医師免許を持っています。
でも昨年から獣医の仕事はすっぱりやめて、英語関係の仕事に専念しています。

なんでこれまで隠してきたかというと。
(過去に数回は言ったような気がするので、知っている人は知っていると思いますが。)
「獣医師免許を持っている」というと、たいていの人の反応は、
「え~?なんで獣医の仕事しないの?もったいない」
と言うから。
そんなの、言われなくたって分かってます。
実家から通ったので仕送りは不要でしたが、私大に通ったので、それなりの学費は6年間かかりました。
親にそれだけの金額を出してもらって、今はまったくその仕事から離れているというのは、正直申し訳ないと思います。
ですが、ここでは小動物の病院で、獣医師を募集しているところなんてありません。
車で1時間半くらい行ったところにはありますが、子供がまだ小さい頃、その近くの保育所に子供を預けて通勤しようかと考え、夫に猛反対されました。
(保育園時代にできた友達と、小学校に入る時に引き離されるのはかわいそうだとかいう理由で。)

子供が生まれるまで、私は馬の獣医として働いていたのですが、共済などの組織に所属していない私は、運よく募集がない限り(そして試験に合格しない限り)どこかの牧場に雇ってもらうことになります。
経済的にそれだけの余裕がある牧場も少ないですし、早朝や夜中に呼び出されても子供を置いていくことが難しい環境ですので、何件か声がかかったのですが時間的な条件が折り合わず、獣医師としての復職は諦めざるを得ませんでした。
数年前には近くの家畜保健所で、臨時職員の募集があったのですが、その頃には、英語教室にそこそこの数の生徒がいたので、急に「来月から」というわけにはいきませんでした。

今は、病気の名前とか検査の仕方とか薬のこととか、すっかり忘れています。
看護師さんには、育児で離職していた人のための研修もあるようですが、獣医師にはないですからね。
自分で勉強するしかないですが、復職する予定もないと、なかなか真剣に勉強する気になりません。
ちょこっと勉強してはやめ・・・を繰り返しています。

それでも、獣医学の知識が全く役に立たないかと言えばそんなことはなく、動物関係、医療関係の翻訳が来た時には、誤訳もなくスムーズに訳出できていると思います。
親に申し訳ないという気持ちがあったので、「なんとしても英語で成功して、獣医さんのドキュメンタリー番組とかを担当できるようになってやる」という意地もありました。
そういえば、幼児の頃の息子がホッケの骨を喉に刺した時、鉗子を出してきて「えいやっ!」と抜きましたっけ。

基本的には隠しているので「異色の翻訳家」とか「異色の経歴を持つ英語教師」とか言われることはありませんが、どこかでこんな経歴の翻訳家を見かけることがあったら、「もしかして・・・」と思ってみてください。
・・・赤の他人かもしれませんけど(笑)。

ブラボー(78

コメント (29)

クリストファー
クリストファー
2018/03/19 06:13
そうでしたか! 色んな厩舎に行かれたり、牧場で働かれていたというのを聞いて何か関連の職業に従事されていたとは想像していましたが、お医者さんだったとは! そして今や翻訳に従事されているとはなんと素晴らしいことでしょうか。 いやあ驚きました!
Mariquita
Mariquita
2018/03/19 08:27
クリストファーさん

もともとまったく馬に興味はなかったのですが、大学に入って馬術部に入り、毎日馬と生活しているうちに馬の世界で働くことになり・・・という感じです。
先輩方のツテを頼って、競馬場などで実習させてもらったこともあります。
でも、やっぱり親の助けがないと、続けていくのは厳しい仕事でしたね。
mmmm(MARI) (真理)
mmmm(MARI) (真理)
2018/03/19 09:27
ほー。
まおママ
まおママ
2018/03/19 12:24
翻訳で資格が役に立つときが来ると思います。

大学時代、作家を目指してダブルスクールしている友達がいました。
何作か作品を読ませてもらいましたが、はっきり言って、どこかで読んだことのあるような、全く新鮮味も面白みもない小説ばかりでした。
一つは知識がなさすぎ、もう一つは経験がなさすぎ。
経験したことしか書けないとは言わないけれど(それならファンタジーやSF、歴史ものは書けなくなりますから)、登場人物の細かな心理描写などが全くの幼稚でした。
ものすごい量の本は読む人だったんですけどね。

以来、私は小説を読んだ後、作者はどれだけの知識・情報を集めて書いたんだろうと想像するようになりました。
「半沢直樹」はその業界人だったから書けた部分があると言われていますよね。
山崎豊子氏はものすごい取材をこなしていたと聞きますし。東野東吾氏も徹底的に取材していますよね。
そういうことを言われていない作家の小説でも、ちょっと読み返せば、この知識がないと書けないなあと思うことはよくあります。

だから、翻訳という、異文化を紹介する中で、その資格を取得するために勉強したことは役に立つ日が来ると思います。付け焼刃の翻訳ではできない訳が出来上がると思います。

私も図書館司書の資格は持っていますが、活かせたことはないです。でも一利用者として、学んだことは役立っていますよ(^O^)
NANA@英語多読家
NANA@英語多読家
2018/03/19 18:49
おおー、翻訳の世界も経験ありきなのですね。おうちに鉗子があることにちょっと驚きましたけど(笑)日記を読んで、ふと、漫画の「銀の匙」を思い出しました。
Mariquita
Mariquita
2018/03/19 21:39
MARIさん

えへへ。
Mariquita
Mariquita
2018/03/19 21:44
まおママさん

確かに、自分の得意分野だったら細かな部分まで描写したり、うまく伏線を張ったりできるでしょうね。
昔は「この人、いつも似たような小説書いてるなぁ」と思ったりすることもありましたが、それもその人の得意分野だしスタイルなのだなと、最近は思います。
(逆に言えば、全く違う分野、テイストの小説を書いている人って、すごいですよね。)

まぁ、司書でしたか。
さすがにこの辺にも図書館はあるので、以前「司書募集」みたいな広告を見つけましたが、資格がないのであきらめました。^_^;
Mariquita
Mariquita
2018/03/19 21:50
NANAさん

映像翻訳では(他の分野もなのかな?)どんな素材が来るか分からないので、これまでの経験は一切無駄にならない、と言われたことがあります。

「銀の匙」、興味はあるのですが、まだ読んだことがないんですよ。
今後、読んでみようかなぁ。
(私の時代は、「動物のお医者さん」しかなかったです。^_^;)
ボンゴレ・ペペロンチーノ
ボンゴレ・ペペロンチーノ
2018/03/20 19:28
私の住んでいるところは田舎ですけど、動物病院を3件見かけました。
それと、公演には、動物園もあるので、獣医さんがいます。
GoingNowhere
GoingNowhere
2018/03/20 19:38
私も税理士なのよ
副支部長までしたんだから (@^▽^@)
ザッハトルテleo
ザッハトルテleo
2018/03/20 20:09
わたしも日本語教師の検定受かってるけど日本語教師やってないし(^0^;)でも日本語の知識って英語をお教えするときに無駄にはなっていない気がするんです。
だから、きっとなんにも無駄になんてならないんじゃないかな~、なんて思います。

獣医さんが事件を解決するミステリーなんかの翻訳をする日が来るかも!そしたらぐるっと回って、一周して元に戻ってくるみたいに、ああこういう運命だったんだな~って思うかも!
LadyP
LadyP
2018/03/20 21:31
ハイライトから来ています。素敵ですね!おっしゃるように何事も無駄なことはないと思います。B B CとかのNature/Anmimal系はとても充実しているので、是非翻訳して欲しいです!いつかそこでお名前を拝見するかも!?
かく言う私も4年間音大に通いちょこっとピアニストをして、アメリカの片田舎で猛禽類のレスキュー施設でボランティアしています。
更なるご活躍をお祈りしています!!
chara-nom ♥
chara-nom ♥
2018/03/20 22:24
あれ。馬術部、は初めて伺ったかも。。。

ふふふ。獣医師免許持ってる人、少ないから、貴重なのに。。。
でも意外なところにいるって聞いたことあります。どこぞの教育委員会で働いているとか。そうそう、あの登山家でスキーヤーの三浦雄一郎さんも獣医さんですよね。

獣医さんも人医さんも、薬の知識は一緒ではないですか?(^m^)

私も、国立の工学部出たのにちっとも専門を活かしておりませんので、税金〇ロ〇”-と言われても仕方ありません。。。

いいじゃないですか!異色の翻訳家!
これからもまりくぃーたさんのご活躍を楽しみにしておりますっ!
Laplace
Laplace
2018/03/20 23:20
ハイライトから失礼します。
ご両親に対する申し訳ない気持ちや仕事に対する葛藤が、ずっしりと心に響きました。
私自身息子を抱えながら迷って、転んで、図面も引けないのに技術職にしがみついて、同年代の男性には職位も年収も全く敵わないけど、今はこれで良かったのだと思います。
Mariquitaさんはご自分の世界を広げてご活躍されていて、本当に素敵だと思います。
ちるみー
ちるみー
2018/03/20 23:31
>「え~?なんで獣医の仕事しないの?もったいない」

本人が一番分っているんですもの、その上で判断しているんですから放っておいて欲しいですよね。
私も同じです。
私大出て留学までして全然専攻と違うことしているので、もったいないと言われます。

でも自分の人生だもの。自分で決めればいいんですよ~!
でも親には感謝してます。
Mariquita
Mariquita
2018/03/20 23:44
ボンゴレさん

この辺の獣医さん、自分だけで何とかなるくらいの数しか診療しない(そのくらいしか患者さんが来ない)んです。
アニテクさんがいる病院はあるようですけどね。

動物園の獣医さん、憧れです。
Mariquita
Mariquita
2018/03/20 23:46
Goingさん

税理士さんですか!
カッコいい!!
(私は数字に弱いですし、毎年確定申告の時期はヒーヒー言ってます。^_^;)
Mariquita
Mariquita
2018/03/20 23:50
leoさん

あら、日本語教師(検定合格者)でしたか。
これまた、カッコいいですね。

そうそう。そんな「あら、過去にも意味があるのかも?!」とかいう瞬間、大好きです。
また来ないかなぁ、そういう瞬間。
Mariquita
Mariquita
2018/03/20 23:53
LadyPさん

ピアニストですか!
私は楽器はまるでダメなので(楽譜もよく読めない)、うらやましいです。

普通のテレビではあまり興味の持てる動物番組ってありませんが、有料放送の番組は面白いですよね。
今は契約してないから、見れないのですが、以前はアニマルプラネット?とかよく見てました。
Mariquita
Mariquita
2018/03/20 23:56
charaさん

え?三浦雄一郎さん、獣医さんなんですか?
知らなかった・・・

薬は、面白いです。
でも最近は知らない名前の薬がいっぱい出て、成分名を調べたら知ってた、ということもあります。
(もっと勉強しなくては。)
Mariquita
Mariquita
2018/03/21 00:01
LaPlaceさん

ありがとうございます。
お褒めいただいて、うれしいやら恥ずかしいやら・・・

LaPlaceさんも、現状に納得できているようで、何よりです。
「こんなはずじゃない」「もっと上に行けるはずだ」と思いながら生活するのは、(自分の経験から言って)つらいですから。
Mariquita
Mariquita
2018/03/21 00:04
ちるみーさん

「もうどうしようもないから、別の道を探して前に進む」と思っているのに「もったいない」とか言われると、決心が揺らぎます。

ちるみーさんも、同じような状況なのですね。
やっぱり、自分が信じた道を行くのが一番ですね。^_^
Mayumi F1
Mayumi F1
2018/03/21 12:45
獣医さんなんですね~。
じゃあ、私のところに動物関係の翻訳依頼が来て、わからないことが出てきたらお知恵を拝借させてくださいね~。

「えー、もったいない」って言う人の気持ちもわかるけど、それぞれの岐路で最善の道を選んだ結果の今ですからねぇ。
それに、これまでに得た知識はいつ、どこで役に立つかわからないし。
自分が死ぬときに満足できる人生を送っていられれば、それでOKですよねー。

それにしても、みんないろんな経歴、歴史があって、読んでて楽しいです♪
Mariquita
Mariquita
2018/03/21 13:23
Mayumi F1さん

はい、動物関係でしたら、どうぞ頼ってください。
私にはよく分からない最新の情報でも、頼れる友人はたくさんいるので(笑)。

よくできたミステリー小説みたいに、「ああ、あの時のあれに、こんな意味があったのか!」ということって、人生に結構あると思うんです。
「あっちを選んでおけば・・・」と思うことも多いですが、そう思うと前には進めないので、前向きに生きていきたいです。
momo126
momo126
2018/03/21 15:25
獣医師、少し馴染みがあります。
娘の友達が、札幌の大学の獣医学科に行ってて、獣医を目指しています。
やはり、私立大学で下宿中なので、親に申し訳なく思っていて、かなり節約の暮らしをしているようです。
娘も、下宿していますが、電気をつけたまま寝るなど、友達とは全然違う生活態度に、その時は反省していました。
それと、娘の友達のご両親が獣医さんです。
ご主人は、動物園の獣医さんですが、奥さんは獣医の仕事はきついとかで、学童保育の仕事をしていますね。
色んな事情で、大学の専攻とは違う職業につくことは、よくあることですよね。
ひとそれぞれの選択で、今があるのですから、そのことに口出しするのは、失礼ですね。
努力してきたことは、無駄にはならないと信じています。
lab
lab
2018/03/21 15:57
うちのレトリーバーが、吐出が続いて衰弱した時に下った診断が
巨大食道症(megaesophagus)という聞きなれない病名。
そのときに海外のサイトで情報を探ってみました。

なんでも食道の径が拡張して食べた物を胃に押し込めないのだとか。
今でも食事の際には、階段に前脚をかけて胃が口よりも下になるように
体を斜めにした状態を維持して、重力で食べ物が胃に落ちるようにして
います。
アメリカではベイリーチェアという巨大食道症の犬のための介助椅子が
あるようですね。
momo126
momo126
2018/03/21 17:47
蛇足ながら、夫婦で獣医師資格持っているという家族、娘二人も両親と同じ大学の獣医学科に通っています。
すごい家族です!
Mariquita
Mariquita
2018/03/21 21:15
momo126さん

おお、すごい「獣医師一家」ですね!

ちなみに、動物園や水族館の獣医さんは憧れでした。
(残念ながら私が大学を卒業する時には、そういう募集はありませんでした。)

きっと私も、何かの組織に属していて産休がとれたり、ついていきたいと思うような上司がいたりしたら、まだ獣医の仕事をしていたと思います。
結婚する予定も子供を産む予定もなかったので、こうなった時にどうするかという対策、次善策をまったく考えていませんでした。
でもそれ以来、いろんなことをシミュレーションして物事を選択するようにはなりました(笑)。
Mariquita
Mariquita
2018/03/21 21:24
labさん

巨大食道症ですか。
実は以前、動物保護施設が出てくる番組を担当した時に、その病気の犬が出てきました。
やはり、犬を椅子に座らせて、縦にした(?)状態でエサを食べていましたね。
エサを持ってくると、自ら椅子に飛び乗って待っていました。^_^
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