Is Everyone Hanging out without Me? by Mindy Kaling 2015/12/31 15:36

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あいー あいー の投稿
みなさま、年の瀬いかがおすごしですか?

時間があいてしまいましたが、最近読み終わったものを。

著者はドラマ「The Office」の脚本を書いていたり、女優さんとして出ていたりするインド系のアメリカ人女性だけあって、中身はくすっと笑えるエッセイです。

「The Office」はかなりの評判ですので、何度も観てみようとトライしてみたのですが、あんまり感性が合わず、数エピソードで挫折。あの独特のペースはおもしろいのですが、妙なカメラワークが気になってしまい。Saturday Night Liveのコメディエンヌ、Tina Fayが好きで彼女の尾本を読んだりしているためか、AmazonでやたらとMindyさんの本を薦められるのでぽちってみました。

全編、語りかけ口調で、親しい友人とおしゃべりしているような感じ。おもしろさのパンチはTina Fayよりマイルドですが、ちょっとふくよかだったり美女でなかったりすることを自虐的に扱っているあたり、素直におもしろい。

Tina Fayが残酷なまでにギャグに走るのに対して、Mindy Kalingのはもうちょっと上品。彼女自身、あの名門ダートマス大出身ということを相当意識していて(本の中に何回でてきたことか・・・)、いまひとつインテリ枠から抜け切れておらず、若干ものたりない。同じアイビーリーグ出身でいうと、コロンビア大出のKate McKinnonなんか(いい意味で)知性のかけらも感じさせない捨て身のネタで大いに笑わせてくれるのですが…。(彼女の東欧なまりの英語ネタは笑えます、ぜひYouTubeで!)

純粋な白人系のTinaとは違い(ドイツ系×ギリシア系だったかな?)、両親ともにインドからの移民であるMindyは、アメリカで生まれながらも必ずしもメインストリームにいないことを感じ取ってか、やたらと「海外からの観光客」や「英語がろくすっぽしゃべれない交換留学生(どきっ)」などへの言及がちらほら。アメリカ人って海外に興味ない人が多い気がするので(最近はそうも言ってられないのかもしれませんが)、生粋のアメリカ人である彼女の著作に海外の視点が入っていることにちょっと感慨を覚えたのでした。

世相の議論にしてもとかく白人×黒人で語られがちですが(特に選挙話とか。アジア人はおいてけぼりだなーっていつも思う)、白人でも黒人でもないインド系の彼女がスターになってきていることから、時代の流れを感じます。

同じくインド系アメリカ人のAziz Ansariの本もめちゃくちゃおもしろそうで気になっているのですが、来年の春にペーパーバックが出るらしいので、それまでちょっとがまん。コメディ系でいうとJudd Apatowのインタビューも待ち遠しい。2016年も、速度はゆっくりですが、いろいろ楽しんで生きたいと思います。みなさま、よいお年をお迎えください&来年もよろしくお願いいたします!

ブラボー(3

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