明治のお雇い外国人(②) 2018/02/05 10:24

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YOSHI-san YOSHI-san の投稿
2.ジェームス・カーティス・ヘボン(米、宣教師):ローマ字、初の和英辞典を編集

●ヘボン式ローマ字
ヘボン式ローマ字を導入した人だったんですね。(知りませんでした)
ヘボン式ローマ字の必要性は簡単にいうと以下の感じのようです。

ヘボンさん
日本語と英語を結びつけたい。(和英辞典を結局はつくるわけですが)

アルファベットを使って日本語読みを表したい

で、私が作っちゃいました。
これで日本語と英語の読み方のリンクが一応できました。
(ここらは、英語にカタカナルビを振るのと基本は同じ。カタカナに相当する表現方法がないのでヘボン式ローマ字を考案、でしょうか)

なお、現在実際に使っているのはこのヘボン式ローマ字の派生型のようです。

●来日44歳(~帰国77歳)
黒船1853年(私これは暗記しています)→6年後に横浜開港(横浜は結構日本で一番最初が多いのもこの理由ですね)
横浜開港3か月後に夫人を伴って米国から上陸(一人息子15歳を本国に残して)。
当時44歳。NYで大病院を経営(医学博士)。
キリスト教の布教が目的と言われていますが、当時は江戸時代ですからキリスト教禁制。(夫人が暴漢に襲われ棍棒でなぐられるという事件あり)

ヘボンの名声が広まったのは、横浜の漁師の眼病を目薬一滴で治したことによります。
名声(しかも無報酬) →幕府警戒 →場所閉鎖を命じる →但し住まいに患者はくるので治療
→幕府は西洋医術を学びたい →幕府から9名がヘボンの下へ(ヘボン塾)
※この9人の中に、高橋是清もいます。
当初ヘボンは幾何と化学を教えたが、皆優秀でその必要がなかったとヘボンは語っている。彼らの向上心には感嘆したようです。で英語の授業にしたが、彼らはそれぞれの任務で忙しくなり半年のみ。

ヘボンの勧告により幕府が「横浜英学所」(横浜アカデミー)開設。(実務のかたわらほとんど毎日患者を診た)

●ヘボン式ローマ字
彼は、日本の文化を世界に広めるため、また聖書翻訳のために不可欠と思いヘボン式ローマ字を考案。
考えてみれば、このツールで日本とアルファベット圏が音声的にはつながったといえるでしょうか。
このツールが和英辞典作成を可能にするわけです。
当初2万語。日本語をローマ字で綴る。
ローマ字、漢字、カタカナ、英語の1セット。
(印刷は上海か)

医療、辞書編纂、日本人教育、さらに聖書の翻訳を進める。(この時点ではまだ江戸時代です)

●年表
1859 来日
1863 横浜に男女共学のヘボン塾設立
1867 (まだ江戸)、日本初の和英辞典『和英語林集成』を編纂
1871(ここから明治、4):ヘボン塾女子部が独立 →フェリス女学院の母体となる
1874(明治7):横浜に教会を建てる。
1880(明治13):旧約聖書の和訳完成
1887(明治20):現明治学院高等学校・大学の初代総長
1892(明治25):妻の病気を理由に離日
96歳で亡くなる。
晩年かつてのヘボン塾の生徒、林薫(はやしただす。Who^^;)、高橋是清が

在日33年、明治の文化開花の大恩人。

(なんかすごいですね、人に歴史ありで)

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コメント (8)

arakaneigodaisuki
arakaneigodaisuki
2018/02/05 11:01
ヘボンさんのこと少しは知っていましたが、YOSHI-sanのおかげで、いろいろな新しい発見ができました。
学んだ人に立派な人がいたんですね。
Azla
Azla
2018/02/05 11:35
ヘボンさんと、ヘップバーンさんって、同じ姓だ、と知った時は驚きました。
自分の名前を日本語に置き換えるのにも、考えたんでしょうね。
YOSHI-san
YOSHI-san
2018/02/05 12:42
arakaneigodaisukiさん
彼は招かれて来日したわけではないですが、日本に多大な功績を残したんですね。
もっと早く来ていたら宗教的な弾圧が強く、ややこしいことになっていたんでしょうがいい時期に来たことになるんでしょうね。
YOSHI-san
YOSHI-san
2018/02/05 12:45
Azlaさん、
おーヘップバーンさんでしたか。
読みやすくして呼ばせたんでしょうか?(ひぼん、な方^^;)

Hepburnの名は、HebronまたはHebburnという町に由来する[19]。またヘボンの遠い祖先は、スコットランドのボスウェル伯に連なるという。by Wiki
Keanu
Keanu
2018/02/05 13:41
ヘボンさんについて何も知りませんでした(・・;) フェリス女学院の母体もヘボンさんによるものだったんですね。「当初ヘボンは幾何と化学を教えたが、皆優秀で…」、当時の日本の学問も優秀だったんですね!(と感心)
YOSHI-san
YOSHI-san
2018/02/05 13:52
Keanuさん、
私も用語を知っていただけで、何も知りませんでした。

この精鋭9人については
「日本人は実に驚くべき国民です。西洋の知識と学問に対する向学心は同じ状態にある他国民の到底及ぶところではありません」
「数学の方面では彼らを凌駕するほどのアメリカの大学卒業生はあるまい」
と書簡で書いているとのことです。(同本より)
anne-sun
anne-sun
2018/02/05 20:52
ヘボン式ローマ字は聞いたことがありましたが、このような成り行きで考案されたとは初めて知りました。日本の文化を世界に広めるために貢献されたヘボンさん、日本にとって大変尊敬される存在の方ですね、それにしても当時96歳まで存命で、健康も実力のうちですね!
YOSHI-san
YOSHI-san
2018/02/05 21:46
anne-sun,
私もヘボンさんについて何もしりませんでした。
お雇い外国人の切り口から、激動の明治が少し見えるかもしれませんね。上っ面だけ読んでますが。
概して今あるものは当たり前だと思ってしまいますが、こうして見ると先人たちの苦労が少し分りそうです。
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