英語と文学と言語学の苦闘日記

(43) 極(きは)めてナンセンスな大日本帝國の言語による綴り方 2017/09/13 19:24

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電脳(でんなう)空間に於(お)ける別のヱブ(ウェブ)サイトにて戯(たはむ)れに書いていたら、少し長くなつた。此処(ここ)にも其(そ)れを転記し度(た)くなった。下らない文章で有ると雖(いへど)も、小生は斯(か)くの如(ごと)きナンセンスな物が至極(しごく)好きである。後半では、此(こ)れでも樋口一葉の「おおつごもり」か何かは忘れたが、芸者の独り言を綴った作品を少し意識してゐた。ああいふ文章が小生にも書ければ良いのだがと虚しく夢見てゐる。

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土地を栃木に持つ人は幸いなり。たとえ「とちとち」(とつとつ)とした話し方しかできなくても、当地にある不動産のおかげで老後は安泰。あんたも安泰なのか?それはよかった。俺は賃貸。だから常に沈滞ムード。ついでに珍宝も沈滞ムード。身体は衰える一方で、両方の膝の方向は互いに反対。そうかい?そうタイ。

九州弁でしゃべるんじゃねえよ。いやいや、俺は九州男児じゃねえよ。れっきとした河内育ちだぜ。いや、違った、江戸っ子だってね、すし食いねえ。寿司は寿司でも、江戸前寿司ときたもんだぜ、ははは。母と子だけで寄り添って生きてきた。その結果、心は歪んだが、珍宝はまっすぐだ。おかげで子だくさん。

子はみな立派に成長した。ただし成長は、局所に集中した。どこに集中したかって?そりゃあ、わかってるだろうが。あそこに決まってんだろうが。そこから人類が繁栄するのさ。反英ってか?いや俺は反米だ。鬼畜米英、打倒。妥当なやり方は、大きな弁当。最近は、俺が沈滞(賃貸)マンションに住むこの地域は、土地が高騰。高踏的な奴らが、口頭でガミガミ言ってやがる。うるさくって仕方ねえぜ。

仕方ねえから、ごかたねえ。ごかたねえから、ろっかたねえ。ろっかたねえから、ななかたねえ。永遠に続くぜ、こりゃあ。まいったな。なんでこんな話になったんだろ?そりゃあ、おめえが馬鹿だからだろうが。

いやいや、さういふあんさんこそ、頭の方はかなりいかれておいでやすのではおいやせんか?どうどす?今晩あたり、あちきと気持ちいいこと、しやはりませんこと?お安くしときまっさかい?どないでっしゃろ?

いくらくらいって?そりゃあもう、だんさんのお気持ち次第で決めとくれやす。1円くらいでどうどす?一晩ほど飲むのを我慢しただけで、それくらいは出せますやろ?さあ、はよ、上にあがりまひょ。さあ、さあ。そうそう、足取りは確かどすか?ちょっと飲みすぎはったんとちゃいますやろか?そうそう、そうやってお座りなはれ。きれいな籐(とう)の椅子ですやろ?番頭はんが特別に運んできてくれはったんどす。あちきのためどす。あちきに、ええお客はんがつくようにて、縁起をかついでくれはったんどす。

そうそう。帯を解いておくれやす。足袋もお脱ぎやす。楽にしとくれやす。お茶でもどうどす?

あっ、もう、だんさん、さっそくその気にならはるんどすか?気が早いどすな。ほなら、先に済ませまひょか。せやけど、ちゃんとできますやろか?たんと呑まはりましたさかい。先立つものも先立たへんのとちゃいますかいな、と思たりしますのや。大丈夫どすか?

ブラボー(5

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