みだれ髪の3カ国語(日英西)日記

ベルギー奇想の系譜展 その2 2017/09/13 15:45

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旅行


東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで「ベルギー奇想の系譜展 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」が開催中。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_belgium/
(9月24日まで)

前回の日記(その1->http://alcom.alc.co.jp/users/104224/diary/show/420703 は、ほとんど「バベルの塔Tシャツ」の自慢で終わってしまった気もするので(笑)、今回はもう少し作品紹介を。(注意:「バベルの塔Tシャツ」は今回の展覧会では販売していません)

全部で134点の作品が3つのブロックに分かれて展示されているが、第1章については前回書いたので、第2章から。

第2章 19世紀から20世紀初頭のベルギー象徴派、表現主義

フェルナン・クノップフ<捧げもの>。


他の展覧会で見たら、地味~と思うかもしれないが、第1章を見た後だとほっとした。


もっとも気に入った作品は、ジャン・デルヴィル<レテ河の水を飲むダンテ>。

 

比較的大きな作品だが、色合いもきれい。
ダンテ君に会えてうれしぃ~♪というのもあるが、他が地獄絵ばかりのところ、ここだけ天国のような気がした。


フェリシアン・ロップス<娼婦政治家>。

 

素敵というほどではないけど、風刺が効いていて面白い。


ジェームズ・アンソール<オルガンに向かうアンソール>

 

奇抜な中にも安心感がある。


美しい風景画のようなものもいくつかあったが、1章からの全体の流れで見ると、どこかに化けものが隠れているんじゃないか?という気がして、窓が顔に見えたり、木が足に見えてしまったり、とかえって怖い思いをした。(笑)


第3章 20世紀のシュルレアリスムから現代まで

シュルレアリスムの作品は、理解しにくいものが多いが、
ルネ・マグリット<大家族>は、美しくてはっきりしているのでいい。
もっとも、一羽なのに大家族?という疑問は残るが。

 

 

トマス・ルルイの彫刻<生き残るには脳はいらない>は、不気味だけど、まだわかりやすいか。現代人はそのうち皆こうなってしまうかも。


会場は大混雑というわけではないが、平日の昼間で、マニアックな催しにしては、結構人がいたような気がする。でも、あまり騒がしくなく静かなので、1人で見たらもっと怖さが増したかも。YoNさんと一緒に見られたので、怖いものも楽しめた。感謝!


ブラボー(18

コメント (20)

norizaru
norizaru
2017/09/13 17:23
私は芸術に詳しくないですが、どれも興味深く感じました。
特に最後の彫刻は強烈!リアルで見たら夢にでてきそう‥。
Azla
Azla
2017/09/13 19:02
マグリット、面白くて好きです。題の付け方は、敢えて意味不明さを遊んでいるのかも?
arakaneigodaisuki
arakaneigodaisuki
2017/09/13 20:19
ルネ・マグリット<大家族>は何となく理解できそうですが、他のシュルレアリスムの作品はよくわかりません。
でも、一度は実物を見たい気持ちも有ります。
ポピンズ
ポピンズ
2017/09/14 00:24
<捧げもの>お~、目が素敵~と思いましたが、顔全体を見ると、これはン~?何を表しているのか??

<レテ河の水を飲むダンテ>あ~ダンテと思うと、なじみがあるし、綺麗ですね。

<娼婦政治家>ギョ~ォオ??

マグリットは2年前だったか展覧会見ました。たぶんこの絵も(?) 不思議だけど綺麗ですよね、マグリット。好きです~♪

最後の<生き残るには脳はいらない>これ、スゴ~イ!ギョギョ~! あ~わかります、人間こうなちゃうかもっていうの~

興味深い作品紹介していただき、ありがとうございました!^^
RobinZ
RobinZ
2017/09/14 10:14
マルグリットのこの絵はよく見かけるけど実物はここではじめて見ました。
最後の彫刻。思ったより大きくてびっくりでした。
シュールな展覧会でしたね~。^o^
みだれ髪
みだれ髪
2017/09/14 15:05
RobinZさん、mmmm(MARI) (真理)さん、すさのおさん、maytaさん、ポピンズさん、じゅびあ(Lluvia)さん、arakaneigodaisukiさん、Azlaさん、雅雪さん、Akubyさん、がくこちゃんさん、OED Loves Me Notさん、norizaruさん>
ブラボーをありがとうございます!
みだれ髪
みだれ髪
2017/09/14 15:09
norizaruさん>
コメントをありがとうございます!
個性的で1度見たら忘れないような作品が多かったですが、その中でも、最後の彫刻はかなり強烈、でもわかりやすくてよかったです。
みだれ髪
みだれ髪
2017/09/14 15:12
Azlaさん>
コメントをありがとうございます!
マグリットはきれいで面白いので私も好きです。
あえて意味不明さを遊んでいる、なるほどそんな解釈もできますね。
みだれ髪
みだれ髪
2017/09/14 15:15
arakaneigodaisukiさん>
コメントをありがとうございます!
シュルレアリスムの中ではマグリットはまだわかりやすくかつ美しいですので、機会があれば是非ご覧になってください。
ただ難解なだけの作品は私もあまり好きではありません。
みだれ髪
みだれ髪
2017/09/14 15:20
ポピンズさん>
コメントをありがとうございます!
<捧げもの>は、今回の展覧会の中では癒しのような存在です。あ、でももっと深い意味があったのかも??
<レテ河の水を飲むダンテ>は、実物はもっと大きくて美しく、最後まで見てからもう1度ここに戻って見直してから帰りました。ダンテく~ん♫
<娼婦政治家>は、天使も娼婦で、あと踏みつけている台のところの絵もいろいろ意味があったんですが、詳細は忘れました。(笑)
最後の彫刻はインパクトはすごいでしょ!

いろいろ興味を持っていただきうれしいです。
みだれ髪
みだれ髪
2017/09/14 15:24
RobinZさん>
コメントをありがとうございます!
ほんと、シュールな展覧会でした。
マグリットの絵は、似たようなものも多いので、見たつもりでいましたが、この作品を実物で見るのは初めてでした。
彫刻は大きくて、びっくりですね~。小さかったら意外と可愛いかも。
The sky is the limit
The sky is the limit
2017/09/15 23:16
一人で行くより二人で行って良かったって思うこと、ありますよね。それぞれが気が付いた小さなことを話していたら意外と楽しめたとか。持つべきは友、かな。
みだれ髪
みだれ髪
2017/09/17 17:48
The sky is the limitさん>
コメント&ブラボーをありがとうございます!

それぞれが気が付いた小さなことを話していたら意外と楽しめたとか。

まさにその通り!1人でなく2人で展覧会を見る時の楽しさはそういうところですね。
もっとも、趣味や見るペースが全然合わなかったりして、1人で行けばよかったと思ってしまうこともたまにはありますが(笑)、アルコムのお友達はそういうことがないですね~。
YoN
YoN
2017/09/17 22:52
一緒に行ったアルコムの友達です。(爆)

この展覧会は本来避けるタイプの画風だったのですが、少しでも画家の絵に込める心の内側を覗いてみたいという思いだけで(笑)思い切って行ったのでした。

作品に近づいてよく見れば見るほど、私の意に反して不気味さが先に立つからか、はたまた生きている時代、性格、環境など、あまりの違いからか、ほとんど理解・共感することができなかったのが残念でした。

1人で行っていたらかなり後悔して、ダンテ君の所へ何度戻っても癒されなかったかもしれません。

みだれ髪さんとあれやこれや感想を言い合いながらの鑑賞、本当に楽しいです。また誘ってくださいねー。(但し、3つ目以降は来年にということで・・)(笑)
momo126
momo126
2017/09/18 10:10
6月に行ったので、記憶の彼方でしたが、思い出しました。
ベルギーの奇想というテーマがマグリットまでつながるのがわかるようで、興味深い展覧会でしたね。

ところで、金曜日にバベルの塔展に行ってきたのですが、ブリューゲルのコーナーは、ほとんどが奇想の系譜展で見た作品ばかり。
バベルはよかったですが、他はちょっとがっかり。
ブリューゲルの作品自体が多くないから、仕方がないのてしょうか?
みだれ髪
みだれ髪
2017/09/18 14:56
YoNさん>
コメント&ブラボーをありがとうございます!
だからお誘いしませんって言ったのに(笑)、でもでも、ほんとに1人で行かなくて良かったという感じです。子どもの頃お化け屋敷が苦手でしたが、1人じゃなければなんとかなる、そんな感覚を思い出しました。

あれだけ怖いものばかり見たのに、とっても楽しい鑑賞でした。
またよろしくお願いしますね~。
まだ今年は長いわ(笑)
みだれ髪
みだれ髪
2017/09/18 15:17
momo126さん>
コメント&ブラボーをありがとうございます!
ベルギーの奇想というテーマがマグリットまでつながる、、そうなのかもしれませんが、、、正直あまりつながりは感じなかったかな。でも、ユニークな展覧会でしたね。

バベルの塔展行かれたんですね!
なるほど、確かに同じ作品の多かったですね。私は「バベルの塔」展を先に見たので、今回の展覧会が、ブリューゲルは見た作品ばかりという気がしました。
ボスの作品(特に油彩画)は、残されているものが少ないようですが、ブリューゲルはたくさん素敵な作品がありますよ。ブリューゲルは子や孫も画家でそれなりに良い作品を残しているので、ブリューゲル一家だけで十分展覧会が開けるはずですが、今回は「奇想」のテーマに沿ったボスっぽい作品ばかりで、ほんと、そのへんはがっかりしました。
みだれ髪
みだれ髪
2017/09/19 21:48
hanasoraさん>
ブラボーをありがとうございます!
mura-ocl
mura-ocl
2017/09/20 11:34
<レテ河の水を飲むダンテ>と<娼婦政治家>の色使い、ほっとしますね。それと、<オルガンに向かうアンソール>の構想には笑えるかな。
みだれ髪
みだれ髪
2017/09/20 15:30
mura-oclさん>
コメント&ブラボーをありがとうございます!
<レテ河の水を飲むダンテ>は美しい色使いでした。
<娼婦政治家>のほうは、斬新なテーマに気を取られ、色のことまで考えませんでしたが、こうしてみると、確かにきれいです。
アンソールの作品は、「奇想」のテーマに入るのだけど、笑えちゃうところがいいですよね。
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