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ryumineko の質問 2017/09/04 12:30

ryumineko
ryumineko
困った度
カテゴリ:[英語]

下記の文章の意味がわかりません。

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今朝のNYTから送られてきたニュース短信の文章の意味が解りません。

意味と文章の構造の解説をお願いいたします。

Tech-savvy teachers with personl brands are being are courted by Silicon Valley to evangelize their products, raising ethics issues.

デジタルに強い先生がFBやツィッター、インスタグラム等を使って独自の教育方法や教科内容で進めており問題になっているとの記事内容を一文で表現しているようです。

この質問に対する回答

好角家
好角家

質問になりますが

teachers with personl brands are being are courted
これは原文通りでしょうか。
2つめのareがなければ、意味の見当はつくのですが。
回答作成日時:2017/09/04 15:05
質問者 (ryumineko) からのコメント 2017/09/04 16:55
原文通りの文章です。

自分もbe動詞が2つあり、意味がわからず、Q&Aで回答をお願いしました。
OED Loves Me Not
OED Loves Me Not
良回答

(1) 原文: Tech-savvy teachers with personl brands are being are courted by Silicon Valley to evangelize their products, raising ethics issues.

これには、二つの typo というか校正忘れがあります。

(2) personl は間違いで、personal が正しい。
(3) "are being are courted" は間違いで、"are being courted" が正しい。

したがって、原文は次のように訂正する必要があります。

(4) 訂正後: Tech-savvy teachers with personal brands are being courted by Silicon Valley to evangelize their products, raising ethics issues.

あとはそのまま読めると思いますが、念のために申し添えます。

(5) 能動態に直すと、
Silicon Valley is courting tech-savvy teachers with personal brands to evangelize their products, raising ethics issues.

(6) これを説明的に(少しくどくてもいいから補足的に)書き直すと、次のようになります。
Silicon Valley is courting tech-savvy teachers having personal brands in order to advertise their (= Silicon Valley's) products, and this trend is raising ethics issues.

以上のように確信しています。なお、僕の意見だけでは不安でしょうから、何人もの意見、特にネイティブからの意見を求めてくださって結構です。僕自身としては、たとえ 1% でも疑いが残るときにはネイティブにここで質問するところですが、今回は 100% の確率で僕が正しいと思っているので、ネイティブに尋ねようとは思いません。

なお、ご周知のとおり、かの有名な The Economist であろうとその他の有力な新聞であろうと、さらには Kindle 版の書籍であろうと、デジタル版というものにはどうしても校正ミスがつきもので、よく目にします。さらに、今回は NYT からの速報メールの文面なので、間違う可能性は大いにあります。だからと言って、NYT の信頼性が低くなるというわけではなく、新聞社としては間違いを犯すことを覚悟してでも早くユーザーに情報を提供したいという思いが先立ったのでしょう。

なお、ご存知のように、今回の質問文に関連する記事は、次のリンク先にあります。

Silicon Valley Courts Brand-Name Teachers, Raising Ethics Issues (September 2, 2017)
https://www.nytimes.com/2017/09/02/technology/silicon-valley-teachers-tech.html?mcubz=0
回答作成日時:2017/09/04 17:59   最終更新日時:2017/09/04 18:12
質問者 (ryumineko) からのコメント 2017/09/05 11:32
詳細な説明と解説をありがとうございました。

personlは僕のタイポミスです。

間違いだろうと思いながら、NYTが間違うはずがないと思いQに質問しました。やはり、間違いだったのですね。詳しく書いていただき、よく理解できこれでスッキリしました。
OED Loves Me Not
OED Loves Me Not

ryumineko さん、返信をありがとうございます。なお、他の方からの別の意見もあるかもしれないので、できればこの質問コーナーは閉じないままでいてほしいと思います。

なお、今から書くことは蛇足かもしれないし、ryumineko さんにとってはわかりきったマイナーな問題かもしれないので、どうぞ斜め読みして適当に流してくださって結構です。さて、もともと僕は

>>to evangelize their products, raising ethics issues.

この最後の部分である "raising ethics issues" を "and this trend is raising ethics issues" という意味だと解釈しました。でもよく考えたら、その直前の "to evangelize their products" の主語である Silicon Valley を主語とした分詞構文だと考えてよいと思いなおしました。したがって、無理やりに説明的にパラフレーズすれば、次のようになるかと思います。

>>to evangelize their products, and in so doing they (= Silicon Valley) are raising ethics issues.

なぜ今回、このように分詞構文の主語について迷ってしまったかというと、通常は分詞構文の主語はその文の主な主語と一致する場合が多りですが、今回の文は受け身になっているので、"raising ethics issues" の主語が Tech-savvy teachers になってしまって奇妙になってしまいそうだったので不安だったのです。しかし raising... の直前の "to evangelize" の主語は teachers ではなくて Silicon Vlley なので、問題ないようだと考えなおしたのです。
回答作成日時:2017/09/05 15:51
OED Loves Me Not
OED Loves Me Not

New York さんのお話はとても刺激になります。今回の課題文の骨子は

Silicon Valley is courting teachers to evangelize their products.

ということでしょうけど、ここでの court は invite, urge, encourage などと同じく "to court someone to do something" で「~するように仕向けるべくその人を court する」という意味かもしれないということですね。その可能性については、僕も考えましたが、New York さんもおっしゃるように、どの辞書にも書いていない用法なので、今のところは保留にしてあります。

(もちろん、最先端の用法に辞書が追い付いていないということも大いにあるので、新しい知見は大いに歓迎したいと思います。)

すでに挙げた NYT のリンク先にある

Tech companies are ★courting★ teachers like Ms. Delzer to help improve and promote their education tools.
https://www.nytimes.com/2017/09/02/technology/silicon-valley-teachers-tech.html?mcubz=0

この文章においても、後半の "to help improve and promote" の主語が companies なのか teachers なのか、はっきりしませんね。help がついているから teachers が主語だということも言えましょうが、companies が主語だという可能性を否定する根拠としては薄いようにも思います。

"to court someone to do something" を "to urge someone to do something" と同じような構造の言い回しとして使っているのかどうかについては、今後も見ていきたいと思いますし、他の人からのご意見があれば、どんどん伺いたいと思っています。
回答作成日時:2017/09/06 07:07   最終更新日時:2017/09/06 07:09
NewYork32
NewYork32

ひとつの可能性ですが…

二番目の are が不要というのは確かですね。

その訂正をしたうえでも、この文は少し難しいところがあると思います。100%確信はないのですが、ひとつの可能性として私の解釈を述べます。

まず第一のポイントですが、ここで動詞の court は「court O to ---」という形の受け身で使われているような気がします。これは「invite O to ---」(O に --- するように誘う)と同じような意味だと思われます。

court がこの形で使えるというのは辞書には載っていませんが、SVO + to do の形で使える動詞は非常に多く(お尋ねの文の court と似た意味では、invite O to ---, persuade O to ---, tempt O to ---, ask O to --- など) 、またこの形の受動態もよく使われます。実際、ネット上には court のそのような用法の受動態と思われる例もかなりあります。

第二のポイントは raising 以下の分詞構文ですが、OEDさんが指摘されているように、問題はその意味上の主語です。これは教科書的には主節の主語、つまり teachers となりますが、その解釈は文意上無理があります。

そうすると、この分詞構文の意味上の主語は主節の内容と解釈するのがいいと思います。「主節の内容が分詞構文の意味上の主語となる」というのは、教科書には書いてありませんが、そのように解釈すべきと思われる例は時々見られます。

(この可能性はこの場での思い付きではなくて、そのような可能性があることは、以前のQ&Aの回答で指摘したことがあります。(笑)

http://alcom.alc.co.jp/questions/show/21586

ここでの私の最初の回答の二段落目の最後です。)

以上の解釈にもとづいた部分的な和訳は次のようになります。

personal brands を持つ tech-savvy teachers が Silicon Valley によって their products を evangelize するように court されて(=誘われて)おり、そのことが ethics issues を raise している。
回答作成日時:2017/09/06 00:20   最終更新日時:2017/09/06 07:11
NewYork32
NewYork32

すみません。ちょうど今最初の回答を修正したため、OEDさんの最新回答と順序が逆になってしまいました。^^;
回答作成日時:2017/09/06 07:16
OED Loves Me Not
OED Loves Me Not

古い用法での court が現代に生き返った?

%
"to court someone to do something" が "to urge, encourage, invite someone to do something" と似たような構造を持つ意味合いなのかもしれないという New York さんの考えは、正しいかもしれません。なんと例の2万ページほどにわたる巨大な OED Second Edition には、100年以上も前の古い用例にそのような用法を示す例文がたくさん載っています。もしかしたら、古い用法が最新の英語の用法として生き返っているのかもしれません。

以下、長くなりますが辞書による定義文と用例を並べます。さらに、OED には "to court someone to do" の形だけではなく、"to court someone from, into, out of" などというような前置詞を使った用例も4つくらい載せていますが、それは今回は割愛しました。


court
5. To seek to win or attract (any one) to do something; to invite, allure, entice into, to, from, out of, etc. Cf. woo v.1 4.

●1602 J. Marston Hist. Antonio & Mellida ii. sig. D3v
Downy sleep ★Courts vs, to entertaine★ his company.
●1642 T. Fuller Holy State v. xviii. 429
Opportunity ★courted him to procure★ the Empire for himself.
●1706 E. Ward Hudibras Redivivus II. v. 13
Dear Sir..let me ★court ye To take★ a Coach, because it's dirty.
●1773 Johnson Let. 30 Sept. (1992) II. 92
An interval of calm sunshine ★courted us out to see★ a cave on the shore.
●1801 T. Campbell Caroline ii, in Morning Chron. 12 Aug. 3/1
And wanton flowers that well may ★court An angel's feet to tread★ them down!

(Source: OED Second Edition)
回答作成日時:2017/09/06 07:34   最終更新日時:2017/09/06 07:37
OED Loves Me Not
OED Loves Me Not

追記:
なお、OED Second Edition に載っている用例の最新のものは上記のごとく 1801 年のものですが、この OED は2000年ごろから始まって2037年における完成を目指して改訂作業がどんどん進んでいます。(それぞれの見出し語ごとにどんどん改訂が進んでおり、改訂の終わった項目はどんどん OED Online にて有料で公開されています。)

この court の項目を改訂してくれるのはいつかは知りませんが、この court の項目の改訂後の OED による新しい解説や用例が楽しみです。もしかしたら、New York Times などから最新の用例を示してくれるかもしれません。
回答作成日時:2017/09/06 07:51   最終更新日時:2017/09/06 07:52
Didgevillage
Didgevillage

解決済みでしたら無視

してください。

動物の行動学を学んだ人なら知っているはずですが、
court には「求愛する」「求める」の意味があります。

この場合は
court 誰々 to evangelize
とあるように、

~をするために Tech-savvy teachers が求められている

とすんなり理解できませんでしょうか?
考えすぎは大敵です。
回答作成日時:2017/09/06 08:35
質問者 (ryumineko) からのコメント 2017/09/06 15:43
申し訳ありませんが、来週の出張準備のためバタバタしており、いただいたコメントのお礼が遅れますのでご了承願います。
NewYork32
NewYork32

court someone to do something を invite someone to do something のような形・意味で使う例としては、次のようもの(マケイン米上院議員についての記事の一部です)がありました。(AP通信、2007年7月16日)

In Los Angeles on Monday, McCain met with about 30 potential fund-raisers, many of them private-equity specialists. ... McCain was courting them to join his finance committee, currently a group of between 80 and 90 people who help him pull in donations ....

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/07/16/AR2007071600625.html

二番目の文の courting them to join his finance committee ですが、文意と常識を考慮すると、これは inviting them to join his finance committee (彼らにマケインの finance committee に加わるように誘っている)と同じような意味と解釈するのが適切だと思われます。

(to join 以下を「~するために」という to 不定詞の副詞的用法だと考えると、その意味上の主語は McCain になるはずですが、それでは妙な意味になってしまいます。)

これ以外にも、信頼できるサイトを含めネット上には同様の例で最近のものがありますし、またその受動態もかなりありました。(興味ある方は New York Times や Washington Post のサイトで "courting them to", "courting him to", "was courted to" などを検索してみてください。)

そうするとお尋ねの文の being courted to evangelize も courting (teachers) to evangelize の受動態として、being invited to evangelize (あるいは being asked to evangelize など)と同じような意味と解釈することは十分可能だと思われます。

もちろん、to evangalize 以下を「~するために」という意味の to 不定詞副詞的用法と考えることもできますが、その場合、その意味上の主語を文の主語の teachers ではなく、Silicon Valley と考えざるをえないという点が若干居心地が悪い気がします。たいていの場合は、そのような to 不定詞句の意味上の主語は文の主語と一致するからです。(しかし、これは絶対ではないので、to evangelize をそのように解釈することも可能だと思います。)

回答作成日時:2017/09/06 17:12   最終更新日時:2017/09/06 17:30
OED Loves Me Not
OED Loves Me Not

さすが New York さんですね。ふだんから最新の英文を綿密に、しかも大量に読み込んでおられるからこそ、こういうことにいち早く気づくことができたのだと思います。

ところで、OED の辞書の記述と考え合わせると、1801年以前の古い用法が現代に生き返ったということは、とても面白いです。古い用法や単語や語義の復活は、これ以外にもたくさんの例があるようですが、このように目の当たりに見ると感慨深いものがあります。
回答作成日時:2017/09/06 17:40   最終更新日時:2017/09/06 17:41

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