『世界一の美女の創りかた』 2009/04/07 00:24

はてなブックマークに追加

H.Mills H.Mills の投稿
『世界一の美女の創りかた』
イネス・リグロン著
マガジンハウス
(2009/2)

著者であるイネス・リグロンさんは、ミス・ユニバース・ジャパンのナショナル・ディレクターで、2006年に知花くららを世界大会第2位に、そして2007年には森理世を世界大会第1位という48年ぶりに日本発のミス・ユニバースを生んだ立役者でもある。

フランス・パリで生まれ、21歳でビューティ&スパを開業。31歳のとき、香港に拠点を移し、NY、パリ、ロンドン、ミラノから、世界レベルの有名トップモデルをアジアのクライアントに招致、そして、1998年、ドナルド・J・トランプ氏により、ミス・ユニバース・ジャパンのナショナル・ディレクターに指名される。

「プロとして美を追求する」

イネス・リグロンさんのいう「美」とはまさにプロフェッショナル。安っぽい「美」も、成金的ゴージャスな「美」でもなく、本質的な「美」を追及しているところがなかなか共感できるものがある。

そもそも「美しさ」というのも主観的なものであって、その定義はまちまちだろう。しかし、「プロの美」となると、それは一つの芸術ではないかとわたしはこの本を読みながら思えてきた。

もっというと、この本で語っている「美」の在り方は、ビジネス上、女性のたしなみとしても使えることが多々あると感じた。いや、男性でも使える。

たとえば、

「自信を持つことから、世界基準の美が始まる」
「人はその人の全身をみるのに、顔だけ化粧して完璧と思っていたら大間違い」
「満員電車に乗り続ける一人になりたいのか」
「あなたを褒めてくれる人をみつけなさい」
「パーソナリティこそが、人々を魅了する」
「知性は女の美を引き立てる」
「ネガティブな人とはさようなら。」
「一本の映画を撮るように人生をプロデュースする」

などなど。よくミス・ユニバースとかいうと欧米式だとかいうけれども、こうやって眺めると、見た目だけの「美」以上に、むしろ内面を重視していることがみてとれる。そして、ここでいう内面美とは、自律した女性であることのように思う。

日本人女性にとって「美」とは何かというと、男性優位な文化からして、男性向けの「美」でしかない。よくいえば控え目、慎ましやかというものだろうが、悪くいえば、カワイイおバカであることが求めらる。

他にも、雑誌とかでやたらと胸の谷間を寄せているのははっきりいってみっともないという。ハリウッド女優などをみてもらえればわかるが、谷間は3cm空いているのが普通なのだから、いつまでも寄せることが美しいと思うなよ!と、断言しちゃっているところが面白い。

まぁ、これだけはっきりいうので、日本に来た当初はだいぶたたかれたそうな。それだけでなく、ミス・ユニバースの候補たちの親が、こんなことしたらお嫁にいけないので辞退させてくださいということもあったのだとか。

今の時代だと、イネスさんのような意見を受け入れる女性も男性も割といるだろうか。

いずれにしても、セルフイメージを高く持ち、そしてそれなりに実績を出していくことができれば、人生って結構楽しいよなと思ったりする。

ちなみに、わたしはこの本で紹介されていた電車の中でおなかをひっこめて立ち続けるとか、メイクの方法とか、パーティでのマナーなどは、さっそく実践してみている。三日坊主にならなきゃいいけど。

ブラボー(2

コメント (11)

sarahjp
sarahjp
2009/05/24 16:40
面白そうな本ですね。「一本の映画を撮るように人生をプロデュースする」については、私もそうしたいと思っています。
H.Mills
H.Mills
2009/05/24 23:12
人生を映画のようにプロデュースっていいですよね。わたしは、今、周囲も自分も変化の時期が来たようなので、流れに身をある程度まかせつつ、次のステップをどう踏むか考えようかなーと思っているところです。
足らざるを知るサガ
足らざるを知るサガ
2009/05/25 10:34
>男性優位な文化からして・・・・
そうかな~
お化粧等は、既に男性より同性を意識した世界に入っているのではないでしょうか。
異性より同性に心からほめられたいと思っている私が心の中にいませんか・・
「あなたを褒めてくれる人をみつけなさい」(笑)

蛇足:
男なんて昔から、女の手のひらの上であがいているだけで~す。
HotCocoa
HotCocoa
2009/05/25 17:11
化粧を始め、あまり美に手をかけない方でしたが
イネスさんは元々人に備わっている魅力を引き出したり、
内面からの美に重点を置いている点でこちらの本も読んでみたいと思っています。
marop
marop
2009/06/04 21:14
この本は以前新聞で目にして面白そうだったので早速図書館に予約を入れ今日借りることができました!これから読むのが楽しみです。Part2の方はあと8人待ちです…

私は2006年世界第2位だった知花くららさんの健康的で知性のある美しさや笑顔はもちろん、内面的にも元気で前向きなところが大好きです。そんな彼女たちを創りあげたイネスの本当の美の考え方にとても興味があります。

まだ目次を見ただけなのですが、興味深い言葉がたくさん載っています(H.Millsさんが紹介されたものと重複する部分がいくつかありますが)、

「食べないダイエットをする人には退席していただくわ」
「スピーディーにアルク…(じゃなくて)歩く」
「自信を持つことから、世界基準の美が始まる」
「”かわいい”から”かっこいい”へ」
「パーソナリティこそが、人々を魅了する」
「リスクを怖れないで!」

「スピーディーに歩く」で思うのは、普段街中を歩いていると靴やサンダルのかかとを引きずり(踏み?)ながらペタペタ音を立てて歩く女性を時々見かけるのですが、私はあれが苦手です… しっかり歩かんかい!と思っちゃいます…私だけでしょうか。。。読み終わったらまた感想を書こうと思ったのに、その前から長くなってしまいました…(>.<)
itaitaro
itaitaro
2009/10/02 12:39
やっと読みました。美女にはほど遠いので図書館に確認したら、
発売から結構経っていたにも関わらず3ケタ予約、すんごく待った~。

内容としてはフムフム、最もよね~という項目であるものから
(姿勢や歩き方に注意、知性を高めて内面を磨くこと、
よい食べ物と水とサプリを採って、ネイルから髪にも気を使い、
低レベルな場面や人には付き合わず軽くあしらう、など)
ほええ~、そうなのね、という項目もあり、
(下着をはじめあまり口にしないセクシャルな点でのアドバイス)
手軽に読めました。
ハイヒールを履く、会話が続くように知性を磨く、などは私もしたいところ。

で、それよりも気になったのが本の構成。
なんと「目次」がない! 
目次のある版もあるのかもですが、私が借りた本にはありませんでした。
ビックリした。いまはこういうパターンもあるのかな?
これって、目次を見るだけで買わない、いわゆる立ち読み派を
どうにか絡めとろうという戦法なのかしら?
足らざるを知るサガ
足らざるを知るサガ
2009/10/09 22:03
この前、本屋をブラブラしていたら、売れている本の所に積まれていました。
このトピを読んでいたので興味はありましたが、変なじいさまと見られそうで立ち読みも出来ずにいます。
marop
marop
2009/10/10 09:43
その後、Part2も読みました。
こちらはPart1と違った構成で書かれていて、知花くらら、森理世、美馬寛子の3人自らがミス・ユニバース世界大会までの道のりをつづり、それに対してイネスがそれぞれにコメントしています。
これを読むと、彼女たちはただ美しいだけではなく、強い精神力の持ち主で内面的にも魅力的な女性たちであることをあらためて知ることができます。イネスが言う「ただのバービー人形は魅力的ではない」、まさにその通り。

この本は「美しくなるために」がメインテーマでしょうが、ある意味ビジネスや人生上でも使える成功本でもあると思いました。

イネスのピリッと辛い言葉、色々勉強になります。

「ビッグピクチャーを描きなさい。小さくて曖昧なビジョンしか描けない人は、成長しないままでおしまいよ」
「勝利へ近づくには、楽しむこと」
「ネガティブなことは笑い飛ばせばいいじゃない?」
「勝利の先をさらにイメージするの」

「女性を美しくさせるエッセンスは、Happiness(幸福感)、Softness(柔和)、Ambition(向上心)、Love(愛情)、Inteligence(知性)」
超天然Akko
超天然Akko
2009/10/10 23:15
ご無沙汰して申し訳ありません。

私は読書が苦手であまり深く読むことができず、コメントもしづらかったのですが、
Mills-sanの話や皆さんのコメントを読むことが大好きで参考にさせていただきました。

今回もとても興味深く納得いくもので、最近自分自身がネガティブになっていたり、いつしか依存心が深くもともとの自分に戻ってしまっていたように感じ猛反省しています。

実際にはこの本をまだ読んではいませんが、人間として、一女性として、少しでも自分らしさと、優しさと強さが共存できるしなやかで美しい自分をプロデュース(自立)を心がけていきたいと思いました。

この本は絶対読まなくっちゃ~~~~!

Millsさんやアルコムの皆さん、有難うございます!!!(*/∇\*)キャ

kasemica
kasemica
2009/10/11 08:23
私も超天然Akkoさん同様まだ、この本を読んでいません。
もう、学校の美術の宿題が忙しくて(><)

この連休は、宿題に追われて終わってしまいそう(;_;)
モチベーションをあげるためにも私も絶対に読みます。
akinoshin
akinoshin
2010/01/21 23:35
私もこの本を買って、たまに読み返してます。感動して私もしてみようっと思ったことを、いつの間にか忘れてるので、聖書のようにちょこちょこ読んでます。
イネスのように、美をいつも意識し、内面を磨き、自信たっぷりに行動したい!けど、日本ではこんな女性はもてないでしょう。イネスも言ってるけど。こんな人は、ついでに(?)英語力も磨いて国際結婚すべきでしょう。私もそうすればよかったわ。そうすれば「お前は俺の言うことだけをいてればいいんだ」という男を夫にしなくて済んだのに。いまどき亭主関白って言葉、日本でもすたれてきてるというのに。でも、ま、こっそり英語力をつけて、国外逃避って手もあるので、主婦だと言って馬鹿にすんなよ~って感じです。
コメントを書く

読書マラソン

読書マラソン
Club-106

カレンダー

<< 2009 年 04 月 >>
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930

各月のトピック

この記事を購読

rss