動物園の動物は幸せか? 2012/06/23 12:11

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huascaran. huascaran. の投稿

小6の息子が国語の授業で標題のテーマで討論会をやってきました。

クラスから判定員5人を選任し、残りのクラスメートで討論したそうです。

我が子(参考までに将来なりたい職業は獣医)は「不幸せ派」。いるべきところにいられず自由に行動できない幸せではないし、動物園内で暴れたら射殺されることもある、動物はそもそも見世物じゃない、という理由だそうです。私も同意見。

結果は、「幸せ派」が10人、「不幸せ派」が16人だったのですが、判定員5人のうち1人はクラスメートの討論結果を聞いて幸せ派に回り、1人は同じく結果を参考にして不幸せ派に回り、1人は迷った末に幸せ派に回り、残りの2人は討論結果と無関係に自分の意見で幸せに回った(それじゃ判定員の役割を果たしてない!)そうです。

10対16で不幸せ派が多かったのに、判定は4対1で幸せ派の勝利。

幸せ派の意見は、食べ物に困らないという意見が多かったそうです。

 

前置きが長くなりましたが、動物は動物園にいて幸せだと 思いますか?

私は思いません。昔、甥が使っていた絵本を姉からもらったことがあります。おさるのジョージという、ブッシュ元大統領夫人が学校などで子供たちによく読み聞かせたとかいう、アメリカでは定番の絵本らしいです。これが、ジャングルから連れてこられたサルが騒動を起こして、最後には動物園に入れられるという話なのですが、動物園に入ったサル曰く、「ここはなんてすばらしい楽園!」・・・ このエンディングに絶句したのを思い出しました。アメリカらしい発想なのかもしれませんが...


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コメント (5)

Didgevillage
Didgevillage
2012/06/23 12:30
横浜にズーラシアという動物園があります。
そこでは虎とかライオンのような猛獣が、広大な(正確な面積は知りません)スペースを自由に動けます。

北海道の白老にあるアイヌ・コタン(村)にいって唖然としたことがあります。熊が身動きできないような狭い檻の中で飼われていたことです。
多分、上野の動物園も似たような状況と思います。
小さいころ見た虎は数平米の檻の中を行ったり来たりしていました。
一種のノイローゼ症状だそうです。
だから動物園と言っても、ピンからキリまであるでしょう。

ある程度の自然環境の中で自由な動きがあり、餌が保証されているなら、私は肯定します。

自然界が楽園だなんて・・・
毎日が生死の分け目。そして年一度、同族とは繁殖をめぐって繰り返される闘争。




闇のフクロウ
闇のフクロウ
2012/06/23 12:51
これは、自由の定義よりも幸せの定義の方が鍵になってくるのではないでしょうか。

人間の管理下で生まれ育った動物は、自然や自由というものを知らないので、たとえ自然界で自由を得たとしても、生存をするすべさえ持ちません。

自然界で捕獲された動物を自分が慣れた環境よりもはるかに制限の多い環境においたとしたら、おそらく耐えられない思いをしていることでしょう。

幸せは、比較対照するものがなければ、認識することができないのではないかと推測します。

しかし、人間が動物に幸せの概念を押し付ける場合には、どんな概念を押し付けようと人間の自由なわけです。食べることができて、のんべんだらりと生かされることだけを望む人間は、動物は動物園で幸せだと感じることでしょう。

動物たちには、そんな幸せがあるかないかがわかるだけの自由さえもないかもしれません。
huascaran.
huascaran.
2012/06/23 14:04
Dさん

>自然界が楽園だなんて・・・
毎日が生死の分け目。そして年一度、同族とは繁殖をめぐって繰り返される闘争。

自然界が楽園だなんて思ってはいません。弱肉強食の世界だけれど、そこで過ごすように定められた場所というか、最後はどんな死に方だろうが檻に閉じ込められているのよりはいいと思います。

私自身は動物全般に苦手なので飼ったことはありません。しかし首を鎖でつながれている犬なんて、どうしても不幸に見えてしまうのですが。
huascaran.
huascaran.
2012/06/23 14:12
Yさん

そうですね、園で生まれ育った動物にとっては園が全世界だから、比較的広い環境があれば当人(動物)はそれほどストレスを感じないでしょうし、それが全世界になります。急に野生に投げ出されても生きる術がないのもその通りです。

肯定派の子供の意見に「食べ物に困らないから」という意見が多かったというのが興味深いです。子供もこのあんのんとした、食べ物に困っていない現代が心地良いのでしょう。そういう意味では人間も現代社会の社会的経済的構造という「檻」の中での生活を善しとしているのでしょうね。
huascaran.
huascaran.
2012/06/23 14:18
アメリカの定番絵本、「おさるのジョージ」は、もらって読んだ後にたまたま読んだ新聞記事は次のようなものでした:この絵本はWW2後にアメリカで広く親しまれるようになった、先住民は政府の管理下で狭い居住区に引っ込んでいればいいという理論の正当化、そういう思考を幼少期から植えつけるために意図的に普及させられた、という趣旨の記事でした。なるほなー、と思ったのでした。
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