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【異文化体験プロジェクト】イタリア発 地中海クルーズでコミュニケーションの達人になろう!
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2013/10/29 13:45 
(CAMPUS事務局
 

MSCクルーズジャパンとアルクとのコラボレーションにより実現した「地中海クルーズで異文化体験プロジェクト」。船内はさまざまな国からの乗客でにぎわい、毎日違う地域で観光できる地中海クルーズはまさに異文化体験の連続。体験者である長尾和也さんのレポートをお届けします。




長尾和也さん、奥さま、2人のお子さんと参加。正装したので、記念写真を購入しました



港に停泊中のMSCスプレンディダ。その船影は見落としようがないほど巨大


初めて家族で海外旅行


子どもが生まれるまでは、毎年のように海外旅行に行っていましたが、小さな子どもがいると体調が心配で、なかなか旅行の機会を作れませんでした。今回の地中海クルーズは、3歳と1歳の子どもたちにとって、初めての長期旅行にして初めての海外旅行という貴重な経験となりました。



世界遺産、サグラダ・ファミリアの前で


初日は、フランスのマルセイユから乗船。港が広いので、船を見つけられるか少し不安に思いながら車を走らせていると、見落としようがないほど大きな船が突然現れました。あまりの大きさに、思わず笑いが込み上げてきたほどでした。MSCスプレンディダは、全長333メートル、船内は18階まであり、乗員・乗客合わせて5000人以上が乗れます。乗船すると一週間の旅がスタート。船の中はとても広くて、地図が無ければ迷子になりそうでした。



映画のワンシーンのような船内での演奏会。子どもたちも楽しく過ごせました



ライトアップされたスプレンディダもゴージャス!


6カ国語が飛び交う船内


乗客の国籍はさまざまで、イタリア、フランス、スペインの人が多く、アジア系もちらほら。私たちは基本的に英語を使ってコミュニケーションを取っていましたが、船内の公用語は6カ国語、英語を話せない人もいます。でも、みんな言葉が通じなくてもあまり気にする様子はなく、構わず話し掛けてきました。「英語を話すことが特別でない」という環境が、とても刺激になりました。日本好きのスタッフが意外と多く、日本語について尋ねられることもしばしば。特にレストランのウェイターが熱心でした。
1日のスケジュールはほぼ決まっていて、朝の9時ごろ港に着き、日中は寄港地を観光、夕方6時ごろに出航して次の港に向かいます。船内で夕食を取り、寝ている間に次の港(次の国)に着くという感じです。だんだんと明るくなっていく空や海、船から見える朝日を見ながらビュッフェで食べる朝食は、忘れられない思い出になりました。移動のストレスは無く、朝になれば新しい土地に着いているのです。毎日がワクワクから始まりました。



オープンバスでローマ市内を観光。子どもたちと一緒にエンジョイ



チップは高かったけど、それも含めて貴重な体験になりました



アントニヌスの共同浴場跡で記念撮影。遺跡の中を歩き回ることができました


毎日異なる文化を体験


寄港先のうち、治安が心配なチュニス(チュニジア)と、港から少し距離のあるローマでは、ツアーバスを選択。他の寄港地では、子どもたちの体力と体調を考え、あまり無理なスケジュールは組まずに自由行動が取れるようにしました。ツアーは何十台ものバスが並ぶ中で、コースとバスガイドの言語ごと(英語、イタリア語、フランス語、スペイン語など)に分かれて乗車します。英語ガイドのバスの中には、ネイティブスピーカーはほとんどおらず、みんな片言で、しかも母国語なまり。言葉も文化も肌の色も違う人同士が、英語という共通言語を使ってコミュニケーションを取っていました。
船の中は、ある意味では安全地帯でした。船の外に出ると、思っていた以上に英語が通じないことに驚きます。食べ物の注文や支払いは言葉が通じなくても困らないのですが、道を聞いても答えがわからないのには参りました。
それでも、それぞれの寄港地で異文化体験を満喫できました。4日目の寄港地チュニスでは、船を降りてまず出迎えてくれたのは花売りのおじさん。強引に花を押し付けてお金を要求してきます。市場ではタカ使いに出会いました。が、タカを腕に止まらせて勝手に写真撮影。20ユーロもチップを取られました。ガイドブックで注意を促しているような出来事でしたが、これもまた異文化体験だと思いました。パレルモでは、絵本を買おうと本屋さんへ。ところが、13時から16時は全店が閉店! 日本では考えられないことです。また6日目のローマでは、ランチで寄ったレストランが印象的でした。話には聞いたことがありましたが、トイレには管理人が常駐しているのです。もちろんチップは必要でしたが、こまめに掃除されているのでとてもきれいでした。最終日のジェノバでは、子どもたちが好きそうなところへ行こうと地下鉄で水族館へ。スペインもイタリアも同じなのですが、こちらの電車では、年配の方が子連れの私たちに席を譲ってくれます。電車の中のちょっとしたことでも異文化を感じることができました。



モンジュイック上。ここからの眺めは絶景!


アウトプットの大切さを痛感


私の英語力はというと、TOEICのスコアは800点を超えましたが、普段の勉強がリスニングとリーディングに片寄っているためか、なかなか英語が口から出てきませんでした。妻も似たようなもので、文法は頭に入っているのに、とっさに文を組み立てて話すことができないのです。今回の旅では、かなりもどかしい思いをして、アウトプットの大切さを痛感しました。
「またお船に乗りたい」という子どもたちのリクエストに応えて、次回は北欧クルーズに申し込んでみようかと家族で話し合っています。





ブラボー(8

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